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話題のナトリウムイオン電池と全固体リチウムイオン電池の徹底比較:次世代電池の最新動向

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# 話題のナトリウムイオン電池と全固体リチウムイオン電池の徹底比較:次世代電池の最新動向

世界初のナトリウムイオン電池搭載モバイルバッテリーが日本市場に登場し、次世代バッテリー技術に注目が集まっています。環境に優しく安全性の高い新たな電池技術は、私たちの生活をどう変えるのでしょうか。本記事では、最近発売されたナトリウムイオン電池の特徴と、注目の全固体リチウムイオン電池との違いを徹底解説します。

## エレコムから世界初のナトリウムイオン電池搭載モバイルバッテリーが登場

2025年3月中旬、エレコムは世界初となるナトリウムイオン電池を採用したモバイルバッテリー「ナトリウムイオンモバイルバッテリー(DE-C55L-9000)」を発売しました[1][7]。このモバイルバッテリーは、従来のリチウムイオン電池とは異なる画期的な技術を採用しています。

### 製品の仕様と特徴

このモバイルバッテリーの主な仕様は以下の通りです:

- 容量:9000mAh(3000mAhのバッテリーを3つ内蔵)
- 対応規格:USB Power Delivery規格、PPS規格
- ポート:USB Type-C(最大45W出力、30W入力)、USB-A(最大18W出力)
- 同時使用時:最大20Wの出力
- サイズ:約87×31×106mm
- 重量:約350g
- 価格:9,980円(税込)
- カラー:ブラックとライトグレー[1][4][7]

エレコムによると、この製品は1,800mAhのスマートフォンなら約2.9回、3,000mAhのスマートフォンなら約1.7回充電可能とのことです[4]。

## ナトリウムイオン電池とは?仕組みと特徴を解説

### ナトリウムイオン電池の動作原理

ナトリウムイオン電池はリチウムイオン電池と基本的な動作原理は同じです。充電時には正極側のイオンが電解液を通って負極側に移動して蓄えられ、放電時には負極に蓄えられていたイオンが正極側に移動するという仕組みです[2]。

大きな違いは電解液を移動するイオンで、リチウムイオン電池ではリチウムイオン、ナトリウムイオン電池ではナトリウムイオンが電解液を移動します[2]。ナトリウムイオンはリチウムイオンよりイオン半径が大きく(1.02 A vs 0.76 A)、質量も重いため、移動速度と拡散係数が低くなります[8]。

### ナトリウムイオン電池の4つの優れた特徴

#### 1. 環境と人に優しい資源利用

従来のモバイルバッテリーで使用されているコバルトやリチウムといったレアメタルは、採掘の際の安全面や人権問題、環境汚染が社会問題となっています。ナトリウムイオン電池はコバルトやリチウムを使用せず、海水中などに豊富に存在するナトリウムを利用するため、安定供給が可能で持続可能な資源利用に貢献します[1][4][5]。

#### 2. 幅広い温度環境下での使用が可能

エレコムのナトリウムイオンモバイルバッテリーは-35℃~50℃という幅広い温度環境下で使用可能です。これはマイナス環境下でも使用できるため、スキー場や雪山といった過酷な環境でも機器を充電することができるという大きなメリットがあります[1][4]。

#### 3. 優れた安全性

ナトリウムイオン電池は電池内の発熱があっても熱暴走が発生しにくく、発火しにくいという安全性の高さが特徴です。エレコムの製品は日本の電気用品安全法(PSE)の技術基準に適合し、製品温度の上昇を24時間監視・制御するThermal Protectionや、過充電・過放電・過電流防止機能および短絡保護機能と温度検知機能といった5つの保護機能を備えています[4]。

#### 4. 驚異的な長寿命

ナトリウムイオン電池のサイクル寿命は約5,000回で、一般的なリチウムイオン電池(約500回程度)と比較して約10倍の寿命があります[1][4]。これにより、長期間にわたって使用することが可能となり、電池交換の頻度が大幅に減少することが期待できます。

## 全固体リチウムイオン電池の仕組みと特徴

### 全固体電池とは何か

全固体リチウムイオン電池(全固体電池)は、従来のリチウムイオン電池の電解質部分を液体からすべて固体の材料に置き換えた電池です[3][6][9]。正極層、固体電解質層、負極層を積層させた構造をしており、固体電解質はリチウムイオンのみを移動させ、正極と負極との接触を防ぐセパレータの役割も兼ねています[3]。

### 全固体電池の主な特徴

#### 1. 高い安全性

全固体電池は液体の材料を使用していないため、液漏れの心配がありません。また、固体電解質が難燃性のため発熱などによる可燃性ガスの発生がないという特徴があります[3][6][9]。

#### 2. 広い使用温度範囲

固体電解質を用いるため、低温で凝固することがなく、-40℃という低温環境下でも動作可能です。また、高温でも固体電解質が分解しないため、+120℃という高温環境下でも充放電が可能という特性を持っています[3][9]。

#### 3. 優れた耐環境性

固体電解質を用いて揮発成分を極小化した電池構成を実現しているため、真空下でも大きく膨張することがありません。カナデビア社の開発した全固体電池は1.0×10^-2Paという環境下でも安定動作が可能とのことです[3]。

#### 4. 小型化と高エネルギー密度の可能性

全固体電池は、リチウムイオン電池よりもサイズを小さくすることができるというメリットがあります。リチウムイオン電池で必要だった冷却機構も使わずに済む場合があり、構造や形状の自由度も高いため、薄型、小型、大容量化も可能と期待されています[6][10]。

## ナトリウムイオン電池と全固体リチウムイオン電池の機能面での違い

両者の技術は次世代電池として注目されていますが、機能面では異なる特性を持っています。ここでは主な違いを比較していきます。

### 1. 材料と資源の違い

- **ナトリウムイオン電池**:ナトリウムを使用(海水中に豊富で安価)
- **全固体リチウムイオン電池**:リチウムを使用(希少で採掘に環境負荷)

ナトリウムイオン電池は資源の持続可能性という点で優位性があります[5]。

### 2. 電解質の状態

- **ナトリウムイオン電池**:液体電解質を使用
- **全固体リチウムイオン電池**:固体電解質を使用

全固体電池は液漏れのリスクがなく、より安全性が高いとされています[6][9]。

### 3. 使用温度範囲

- **ナトリウムイオン電池**:-35℃~50℃
- **全固体リチウムイオン電池**:-40℃~+120℃

全固体電池の方がより広い温度範囲で使用可能という特徴があります[3][4]。

### 4. エネルギー密度

- **ナトリウムイオン電池**:リチウムイオン電池より低い傾向
- **全固体リチウムイオン電池**:高エネルギー密度の可能性あり

ナトリウムイオン電池の最大の課題はエネルギー密度の低さですが、中国CATLなどの企業が改良を進めています[5]。

### 5. 充電速度と寿命

- **ナトリウムイオン電池**:急速充電が可能(約15分で80%充電)、サイクル寿命約5,000回
- **全固体リチウムイオン電池**:具体的な充電速度は不明だが、長寿命が期待される

ナトリウムイオン電池は既に実用化レベルの充電速度と長寿命を実現しています[4][5]。

## まとめ:2つの次世代電池が拓く未来

エレコムから発売された世界初のナトリウムイオン電池搭載モバイルバッテリーは、環境に優しく、安全性が高く、長寿命という特徴を持つ次世代バッテリー技術の幕開けを告げるものです。一方、全固体リチウムイオン電池も高い安全性と優れた性能を持ち、特に高温環境での使用や小型化の可能性という点で期待されています。

両者にはそれぞれ強みと課題がありますが、モバイル機器のみならず電気自動車や再生可能エネルギーの蓄電など、様々な分野での応用が期待されています。今後も技術開発が進み、より高性能で環境に優しい電池技術が私たちの生活をより便利で持続可能なものにしていくことでしょう。

 

Citations:
[1] https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1670161.html
[2] https://www.nikken-totalsourcing.jp/business/tsunagu/column/513/
[3] https://www.kanadevia.com/business/field/functional/as-lib.html
[4] https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001025.000026881.html
[5] https://www.sbbit.jp/article/st/125364
[6] https://www.y-skt.co.jp/magazine/knowledge/guide-all-solid-battery/
[7] https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1670438.html
[8] https://www.neware-japan.com/neware_news/37.html
[9] https://global.honda/jp/tech/All-solid-state_battery_technology/
[10] https://www.rakuten-card.co.jp/minna-money/topic/article_2105_00002/
[11] https://www.elecom.co.jp/pickup/contents/00113/
[12] https://stockmark.co.jp/coevo/sodium-ion-battery
[13] https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2503/13/news180.html
[14] https://www.atx-research.co.jp/contents/sodium-ion-battery
[15] https://www.elecom.co.jp/news/new/20250313-01/
[16] https://energy-shift.com/news/0298e602-5a2f-428a-b011-9b3633aa1634
[17] https://ascii.jp/elem/000/004/261/4261379/
[18] https://www.wsew.jp/hub/ja-jp/blog/article_95.html
[19] https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF134DW0T10C25A3000000/
[20] https://www.astamuse.co.jp/report/2023/230911-ngb/
[21] https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2503/14/news117.html
[22] https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01992/00001/
[23] https://news.yahoo.co.jp/articles/f9c1148b3853c40cc014f318a0a698703b933599
[24] https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1669313.html
[25] https://www.yupiteru.co.jp/yupista/article/solid-state_battery.html
[26] https://shizen-hatch.net/2024/07/09/all-solid-state-lithium-ion-secondary-battery/
[27] https://www.wsew.jp/hub/ja-jp/blog/article_29.html
[28] https://www.laserax.com/ja/blog/solid-state-vs-lithium-ion-batteries
[29] https://www.aist.go.jp/Portals/0/resource_images/aist_j/magazine/mg2022/mg20220720/denchi2.png?sa=X&ved=2ahUKEwiPnYeaicOMAxUPZWwGHTwvGpYQ_B16BAgGEAI

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