
「やっと動画編集が終わる!あとはBGMを入れるだけ…」そう思ってフリー音源サイトを探し始めたら、気づけば1時間。やっと見つけた曲も、利用規約を読んだら「収益化はNG」「クレジット表記が必須」など、ややこしい条件だらけ。最悪の場合、後からYouTubeに「著作権侵害の申し立て」が届いて、動画の収益がすべて剥奪されるなんて悪夢も…。
コンテンツクリエイターなら、誰もが一度は経験するこの「BGM探しの地獄」と「著作権の恐怖」。この大きな悩みを、根本から解決してくれるかもしれない画期的なサービスが日本から登場したのをご存知ですか?
その名も「Soundraw(サウンドロウ)」。これは単なる音楽ツールではありません。あなたの創作活動における、法律面の不安をゼロにし、音楽選びの時間を創作そのものに使うことを可能にする、まさに「クリエイティブパートナー」です。
この記事では、なぜSoundrawが「著作権安心」と言い切れるのか、その秘密の仕組みから、気になるセキュリティ、具体的な使い方、そしてユーザーのリアルな声まで、徹底的に掘り下げていきます。読み終わる頃には、あなたの音楽に対する考え方が変わっているかもしれません。
1. そもそもSoundrawって何?ブラウザの中にいるAI作曲家
Soundrawを最もシンプルに説明すると、「ムード」や「ジャンル」「曲の長さ」などを選ぶだけで、AIがあなただけのオリジナル曲をわずか数秒で生み出してくれるサービスです
この革新的なサービスは、2020年にCEOの楠太吾氏によって設立された日本の企業、SOUNDRAW株式会社によって開発されました
Soundrawが目指すのは「作曲の民主化」
その人気を支えるのは、無制限の楽曲生成、テンポや楽器構成、曲の展開まで細かく調整できる高いカスタマイズ性、そして何より商用利用が可能な点です
このサービスの登場は、単なる技術革新に留まりません。現代のクリエイターエコノミーが抱える大きな課題、つまり「高品質で、安価で、法的リスクのない、カスタマイズ可能な音楽へのアクセス」という問題に対する、極めて戦略的な答えなのです。動画編集ソフトや配信プラットフォームがクリエイターの必須ツールとなったように、Soundrawは音楽という側面からクリエイターを支える、新しいインフラとなりつつあります。
2. 「著作権の安心」の秘密は?Soundrawの仕組みを徹底解剖
Soundrawが他の多くの音楽サービスと一線を画し、「著作権トラブルゼロ」を掲げられる最大の理由。それは、AIの学習方法にあります。
多くの生成AIがインターネット上から膨大なデータを収集して学習するのに対し、SoundrawのAIは、すべて自社の専属プロデューサーが作曲・録音した100%オリジナルの音楽データのみを学習しています
この「クローズドループ」と呼ばれる仕組みにより、Soundrawが生み出す音楽には、第三者が権利を持つ既存の楽曲のメロディやフレーズが偶発的に混入するリスクが構造的に排除されています。これは法的な安全性だけでなく、他のアーティストの作品を盗用しないという倫理的なクリーンさも保証します。現在、AIの学習データに関する著作権問題が世界中で議論されていますが、Soundrawはこの問題を根本からクリアするビジネスモデルを初期から採用しているのです。これは、将来的にAIを巡る法整備が進んだとしても揺らがない、非常に強固な基盤と言えるでしょう。
ロイヤリティフリーと商用利用の本当の意味
有料プランに加入して楽曲をダウンロードすれば、その音楽をYouTubeの収益化動画や企業の広告、アプリ内BGMなど、あらゆる商用プロジェクトで追加料金(ロイヤリティ)なしに永久に利用できます
ただし、一つ注意点があります。この権利はサブスクリプションが有効であることで保証されます。もしサブスクリプションを解約した場合、契約期間中に公開したコンテンツはそのまま利用し続けられますが、解約後に新しいプロジェクトでその音楽を使用することはできません
最重要ルール:Content IDへの登録は禁止
Soundrawを利用する上で、すべてのユーザーが守らなければならない絶対的なルールがあります。それは、生成した楽曲をYouTubeの「Content ID」やその他の著作権管理サービスに登録してはならない、ということです
なぜなら、生成された楽曲の元となる著作権はSoundraw社が保持しているためです
もしもの時の対処法:誤った著作権侵害の申し立て
Soundrawのシステムは万全ですが、YouTubeの自動検知システムが誤作動を起こす可能性はゼロではありません。しかし、心配は無用です。Soundrawはそのような事態にも万全のサポート体制を敷いています。
万が一、著作権侵害の申し立てを受けた場合、ユーザーは公式が用意した手順に従って異議申し立てを行うことができます。その際には、「SOUNDRAWから正式なライセンスを取得して使用しています」という旨を伝えるためのテンプレート文章まで用意されており、誰でも簡単かつ正確に手続きを進めることができます
3. あなたに合うのはどれ?クリエイタープラン vs アーティストプランを分かりやすく比較
Soundrawには、ユーザーの目的別に最適化された複数の料金プランがあります。まずは自分に合ったプランを見つけることが、Soundrawを最大限に活用する第一歩です。
まずは無料で試せる「フリープラン」
Soundrawは、アカウント登録をするだけで、楽曲の生成やカスタマイズを回数無制限で試すことができます
有料プランの大きな分かれ道
有料プランは、大きく分けて2つの系統があります。これは、音楽を「BGM」として使いたいのか、それとも「自分の作品」として使いたいのか、という根本的な目的の違いに基づいています
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Creatorプラン:コンテンツ制作者向け
動画、配信、ゲーム、広告などの**背景音楽(BGM)**として音楽を使いたい方向けのプランです 4。無制限に楽曲をダウンロードでき、あらゆるコンテンツのBGMとして利用可能です。ただし、音楽そのものが主役となるコンテンツ(例:「作業用BGM動画」や瞑想用音楽など)での使用や、Spotifyなどの音楽配信サービスで配信することは固く禁じられています 4。
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Artistプラン:アーティスト・ミュージシャン向け
Soundrawが生成した楽曲を自分のオリジナル曲の土台として使い、ボーカルや楽器を加えてリリースしたい方向けのプランです 4。このプランに加入することで、完成した曲をSpotifyやApple Musicなどで配信し、収益化することが可能になります。
Artistプランの最重要「60%ルール」
Artistプランで楽曲を配信する際には、非常に重要なルールがあります。それは、楽曲全体の長さの60%以上に、あなた自身のボーカルや新しい楽器のメロディといった、独自の要素を追加しなければならないという「60%ルール」です
全プラン共通の禁止事項
どのプランを利用していても、共通して禁止されていることがあります。前述の「Content IDへの登録禁止」に加え、「生成した楽曲をそのままストックミュージックサイトなどで再販すること」や、「非道徳的・反社会的なコンテンツへの使用」も禁止されています
プラン選択ガイド表
どちらのプランを選ぶべきか迷ったら、以下の表を参考にしてください。あなたの目的が一目でわかるはずです。
| 特徴 / 利用シーン | フリープラン | Creatorプラン | Artistプラン |
| 主な目的 | 試用・実験 | コンテンツのBGM利用 | オリジナル楽曲の制作・配信 |
| 楽曲生成 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| 楽曲ダウンロード | ❌ 不可 | ✅ 無制限 (MP3) | ✅ プラン別 (MP3, WAV, ステム) |
| YouTube/SNSのBGM | ❌ (ダウンロード不可) | ✅ 可能 | ✅ 可能 |
| 商用広告/アプリ | ❌ (ダウンロード不可) | ✅ 可能 | ✅ 可能 |
| Spotify等での配信 | ❌ 不可 | ❌ 厳禁 | ✅ 可能 (60%以上の改変が必須) |
| ストックサイトでの販売 | ❌ 不可 | ❌ 不可 | ❌ 不可 |
| YouTube Content ID登録 | ❌ 全プランで禁止 | ❌ 全プランで禁止 | ❌ 全プランで禁止 |
4. Soundrawは安全?セキュリティ対策を調査
オンラインサービスを利用する上で、著作権と並んで気になるのがセキュリティです。個人情報や支払い情報が安全に管理されているかは、安心して利用するための大前提となります。
データプライバシーと法令遵守
Soundrawは、ユーザーのプライバシー保護を重視しており、その証拠にGDPR(EU一般データ保護規則)に準拠したプライバシーポリシーを公開しています
GDPRは、世界で最も厳格なデータ保護法の一つとして知られています。これに準拠しているということは、Soundrawが氏名、メールアドレス、IPアドレスといったユーザーの個人データを適切に取り扱い、ユーザーが自身のデータに対してアクセス権や削除権といった権利を持つことを保証していることを意味します
決済情報の安全性
クレジットカード情報の安全性についても、Soundrawは万全の対策を講じています。決済処理には、世界中の何百万もの企業が利用する、信頼性の高い決済プラットフォーム**「Stripe」を採用しています**
Stripeを利用することで、ユーザーのクレジットカード情報は国際的なセキュリティ基準(PCI準拠)に則って安全に処理されます。Soundraw側のサーバーにカード情報が直接保存されることはないため、万が一の事態における情報漏洩のリスクが大幅に低減されています。これは、自社で複雑な決済システムを構築するのではなく、その道の専門家である業界最高水準のサービスに委託するという、非常に賢明で効率的なセキュリティ戦略です。ユーザーは、自分の大切な支払い情報が専門家によって守られているという安心感を得ることができます。
アカウントの自己防衛
サービス側の対策に加えて、ユーザー自身ができるセキュリティ対策も重要です。Soundrawのアカウントを作成する際には、他のサービスで使っているパスワードとは異なる、推測されにくいユニークなパスワードを設定することを心がけましょう
5. 5分で最初の名曲が完成!Soundrawの簡単な使い方ガイド
Soundrawの魅力は、その圧倒的な使いやすさにあります。ここでは、初めて利用する方でも迷わないように、曲が完成するまでのステップを解説します。
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ステップ1:曲の土台を決める
最初に、作りたい曲の「長さ」(10秒から5分まで)と「テンポ」(Slow, Normal, Fast)を選択します 13。動画の尺やイメージに合わせて設定しましょう。
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ステップ2:雰囲気を定義する
次に、「ムード」「ジャンル」「テーマ」を選びます。ここが作曲の核となる部分です。「Happy」な「Pop」で、「Vlog」に合う曲、といったように、複数の要素を組み合わせることで、AIが生成する曲の方向性を絞り込んでいきます 13。
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ステップ3:生成と試聴
「生成する」ボタンをクリックすると、AIがあなたのリクエストに応じた複数のオリジナル曲を提案してくれます 17。リストアップされた曲を一つずつ試聴し、イメージに最も近いものを見つけましょう 18。
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ステップ4:カスタマイズと編集
気に入った曲を見つけたら、さらに細かく編集できます。曲はブロックごとに区切られており、セクションごとの盛り上がり(エネルギーレベル)を変えたり、特定の楽器をミュートしたり、曲の構成を自由に入れ替えたりすることが可能です 7。より高度な編集をしたい場合は「Pro mode」をオンにすることで、さらに細かな調整ができます 13。
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ステップ5:ダウンロード(有料プラン)
曲が完成したら、有料プランに登録しているユーザーはダウンロードボタンから楽曲ファイルを取得できます。プランに応じて、MP3形式だけでなく、高音質なWAV形式や、DAW(音楽編集ソフト)でさらに高度な編集が可能になる楽器ごとの「ステム」ファイルもダウンロードできます 2。
知っていると便利な機能
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動画プレビュー機能
作成中の動画ファイルをSoundrawの画面にドラッグ&ドロップするだけで、映像に合わせて音楽をプレビュー再生できます 2。これにより、映像と音楽のタイミングや雰囲気が完璧に合っているかを確認しながら作業を進められ、編集効率が劇的に向上します。
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共有リンク機能
作成した曲は、専用のURLを発行してチームメンバーやクライアントと簡単に共有できます。共有相手はSoundrawのアカウントを持っていなくても試聴できるため、フィードバックをもらう際に非常に便利です 13。
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Canva連携
デザインツール「Canva」のアプリとしてもSoundrawは提供されています。Canvaで作成中のプレゼンテーションや動画に、シームレスにオリジナルのBGMを追加することが可能です 20。
6. 実際のところどうなの?ユーザーのリアルな評判(メリット&デメリット)
機能が優れていても、実際の使い勝手は気になるところです。ここでは、ユーザーから寄せられているリアルな声をもとに、Soundrawのメリットとデメリットを公平に見ていきましょう。
メリット(ユーザーが絶賛する点)
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圧倒的な使いやすさ
多くのユーザーが、音楽知識ゼロでもプロ品質の楽曲が驚くほど簡単に作れることに感動しています 2。「まるで海外ドラマやCMで流れてきそう」と評されるほど、クオリティの高い楽曲が数クリックで手に入ります 8。
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クリエイターの救世主
特にYouTuberや動画制作者からは、「BGM探しの時間がなくなり、制作に集中できるようになった」「まさにゲームチェンジャーだ」といった声が上がっており、制作ワークフローを劇的に改善するツールとして高く評価されています 8。
デメリット(改善が期待される点)
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曲調の偏り
一部のユーザーからは、似たようなムードやジャンルで複数の曲を生成すると、結果が似通ってくる傾向があるとの指摘があります。特に、映画やドラマのBGM(劇伴)のように、微妙な感情の機微を表現する多様なバリエーションが必要な用途には、現状ではあまり向いていないかもしれません 2。
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得意なジャンルがある
AIは、明るくアップテンポなポップスやエレクトロニック系の楽曲を得意としているようです。そのため、しっとりとしたバラードや、ダークで重厚な雰囲気の曲を作りたい場合には、イメージ通りの結果が得にくいことがある、という声も見受けられます 2。
これらの評判を総合すると、Soundrawは人間の作曲家に完全に取って代わるものではなく、クリエイターの作業を強力に「補強」するツールとして捉えるのが最も適切でしょう。日常的なBGM制作のようなタスクでは絶大な力を発揮しますが、非常に繊細な芸術的表現が求められる場面では、まだ人間の感性に及ばない部分もあるようです。しかし、その得意分野における生産性向上の効果は計り知れません。
結論:Soundrawで創造性の翼を広げよう
Soundrawは、現代のクリエイターが直面する大きな課題を見事に解決してくれるサービスです。その核心にある価値は、3つの「自由」に集約されます。
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著作権の恐怖からの自由:独自のクリーンな学習データにより、法的な不安なく創作に没頭できる環境を提供します。
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専門知識からの自由:音楽の知識がなくても、誰もが直感的にハイクオリティな音楽を生み出せる、真の「作曲の民主化」を実現します。
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時間的制約からの自由:BGM探しに費やしていた膨大な時間を解放し、クリエイターが本来注力すべき企画や編集といった、より創造的な作業に時間を使うことを可能にします。
もしあなたがコンテンツ制作において音楽の扱いに少しでも悩みや不安を感じているなら、まずはSoundrawの無料プランを試してみてください。コミットメントは一切不要です。クリック一つで、あなたの作品に命を吹き込むサウンドが生まれる瞬間を体験すれば、音楽制作の未来がもうすぐそこまで来ていることを実感できるはずです。
よくある質問(Q&A)
Q1. Soundrawで作成した音楽は本当に安全に商用利用できますか?
A1. はい、安全です。SoundrawのAIは、インターネット上の楽曲ではなく、100%自社で制作したオリジナル音源のみを学習データにしているため、第三者の著作権を侵害する心配がありません。有料プランに加入すれば、YouTubeの収益化や広告など、安心して商用利用できます 7。
Q2. なぜYouTubeのContent IDに登録してはいけないのですか?
A2. 楽曲の元となる著作権はSoundrawが保持しているためです。もし一人のユーザーが楽曲を登録してしまうと、似た曲を生成した他の全ユーザーに対して誤った著作権侵害の警告が出てしまいます。これは全ユーザーが安心してサービスを利用するための重要なルールです 9。
Q3. サブスクリプションを解約した後、ダウンロードした音楽はどうなりますか?
A3. サブスクリプションが有効だった期間中に公開した動画やコンテンツは、解約後もそのまま公開し続けることができます。ただし、解約後に新しいコンテンツへその音楽を使用することはできません 9。
Q4. CreatorプランとArtistプランの最大の違いは何ですか?
A4. 主な違いは「音楽の利用目的」です。Creatorプランは動画のBGMなど、音楽が脇役となるコンテンツ向けです。一方、Artistプランはご自身のボーカルや楽器を加えて、Spotifyなどで「自分の楽曲」として配信・販売したいアーティスト向けです 4。
Q5. Artistプランで曲を配信するための「60%ルール」とは何ですか?
A5. Soundrawの曲を元にSpotifyなどで配信するには、楽曲全体の60%以上の長さに、あなた自身のボーカルや新しい楽器のメロディなど、独自の要素を追加編集する必要があるというルールです。これにより、完成した楽曲がオリジナリティのある作品であることが保証されます 4。
Q6. Soundrawの支払い情報や個人情報のセキュリティは安全ですか?
A6. はい、安全対策が講じられています。支払いには世界的に信頼性の高い「Stripe」という決済システムを利用しており、クレジットカード情報が安全に処理されます。また、個人情報保護に関しても、厳格な国際基準であるGDPRプライバシーポリシーに準拠しています 14。
Q7. 音楽の知識が全くなくても使えますか?
A7. はい、全く問題ありません。Soundrawは「ムード」や「ジャンル」などをクリックで選ぶだけでAIが作曲してくれるため、音楽理論や作曲の経験は一切不要です。誰でも直感的に操作できるように設計されています 2。
Q8. 無料プランでは何ができますか?
A8. 無料プランでは、楽曲の生成や編集、お気に入りへの保存を無制限に試すことができます。ただし、作成した楽曲をダウンロードして実際に動画などで使用するには、有料プランへの登録が必要です 1。
Q9. 作りたいイメージの曲がなかなか生成されません。何かコツはありますか?
A9. ユーザーの評判によると、Soundrawは明るいポップ系の楽曲を得意とする傾向があります。もし特定のイメージの曲が出ない場合は、「ムード」や「テーマ」の組み合わせを変えてみたり、「類似曲を生成」ボタンを使って近い雰囲気の別トラックを探したりするのがおすすめです 2。
Q10. 万が一、YouTubeで著作権侵害の申し立てを受けたらどうすれば良いですか?
A10. ご安心ください。Soundrawは、そのような場合に備えて、異議申し立てを行うための詳細な手順とテンプレート文章を用意しています。公式サイトのヘルプに従って手続きをすれば、ライセンスを所有していることが証明され、問題は迅速に解決されます 12。
セキュリティチェック報告書
調査対象: SOUNDRAW AI (運営会社:SOUNDRAW株式会社) 調査日: 2025年11月2日 担当: 探偵(情シス・セキュリティ担当)
1. 総合評価
結論: 現時点において、セキュリティ上の重大な懸念や、取引を停止すべきネガティブな要因は確認されませんでした。 創設者の経歴は一貫しており、本社所在地も実在を確認しました。ペーパーカンパニーや経歴ロンダリングの可能性は極めて低いと判断します。 ただし、ISMS(ISO 27001)等の第三者セキュリティ認証に関する情報は公開されておらず、今後の動向を引き続き注視する必要はあります。
2. 調査結果詳細
添付エンティティリストの該当性
提供された米国商務省産業安全保障局(BIS)のエンティティリスト(Supplement No. 4 to Part 744)に対し、「SOUNDRAW」および関連キーワードで検索を実施しました。
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結果: 該当なし。
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リストに「SOUNDRAW」という名称の企業は記載されていませんでした。
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組織の沿革
SOUNDRAW AIは、SOUNDRAW株式会社(SOUNDRAW Inc.)が運営するAI作曲サービスです。
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2020年2月: 楠太吾氏によりSOUNDRAW株式会社設立。
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2020年6月: シードラウンドでKVP、DEEPCORE、個人投資家らから6,500万円の資金調達を実施。同月、サービスのベータ版を公開。
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2020年9月: 正式版サービスをリリース。
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2021年9月: サービス開始1周年時点で、累計登録ユーザー数が36,000件に到達。
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2022年7月頃: 約1.8億円の追加資金調達を実施。
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2023年9月: 創業3周年。登録者数は初年度比で約40倍に増加。売上の8割が海外(特に北米)で占められています。
創設者の経歴(経歴ロンダリングのチェック)
創設者および代表取締役CEOは 楠 太吾(くすのき だいご)氏 です。 同氏の経歴を複数の情報源 で照合しましたが、内容に一貫性があり、経歴ロンダリングの兆候は確認されませんでした。
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学歴: 立命館大学大学院 理工学研究科 卒業。
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職歴(1): 大手メーカーに就職。
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職歴(2): Dmet Holdings株式会社(株式会社阪神メタリックス)に転職。同社でIoT系スタートアップ部門を立ち上げ、Dmet Products株式会社として分社化。
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前職での実績: ダンス経験(学生時代に全国優勝経験あり)を活かし、ウェアラブル楽器「SoundMoovz」を開発。同製品は世界17ヵ国で累計40万台を出荷するヒットとなりました。
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現在: SoundMoovzの成功後、AI作曲サービスの開発に着手し、SOUNDRAW株式会社を設立。
本社所在地の確認(ペーパーカンパニーの除外)
登記上の本社所在地(最新)は以下の通りです。
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住所: 〒151-0053 東京都渋谷区代々木5-63-4 神園パークプレイス 3F。
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(補足) 設立当初(2022年頃まで)は「東京都渋谷区道玄坂1-16-6 二葉ビル3階」に所在していましたが、事業拡大に伴い上記住所へ移転したものと確認できます。
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実在確認:
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「神園パークプレイス」は実在するオフィスビルです。
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Googleマップおよび登記情報(法人番号: 1010401151134)の確認により、同ビルに実体を持って入居していることが確認できました。
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ペーパーカンパニーである可能性は低いと判断します。
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情報セキュリティに関する見解
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専門家による脆弱性の指摘:
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SOUNDRAWサービス固有の重大なセキュリティ脆弱性に関する、セキュリティ専門家や機関による公なレポートは、現時点では確認されませんでした。
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公式サイトにおけるセキュリティ記載:
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同社は「GDPR(EU一般データ保護規則)プライバシーポリシー」を別途公開しています。
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GDPRプライバシーポリシー第5条において、「適切な技術的かつ組織的な対策を講じ、適切なセキュリティを確保の上処理します」と明記しています。
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通常のプライバシーポリシーでは、IPアドレス、Cookie情報、端末の個体識別情報などを取得する旨が記載されています。
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第三者認証:
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ISMS (ISO 27001) やSOC2などの第三者セキュリティ認証の取得に関する情報は、公式ウェブサイト上では確認できませんでした。
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製造国(開発国)
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日本
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本サービスは、日本の創設者(楠太吾氏)によって東京で設立された「SOUNDRAW株式会社」が開発・運営しています。
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