仮想通貨マイニング、生成AIという追い風もあったと思うけど、この動画を見て、一番はマーケティングがうまかったからなんだろうな、と思います。
www.youtube.com11:05~
NVIDIAのマーケティング、作戦うまかったな、と思います。
短期的な利益を狙わず、人材育成に力を入れ長期的な利益を狙い…
昔からNVIDIA一強だったわけじゃなく、20年位前まではNVIDIAは名前も聞いたことのないGPUメーカー(そのころ参入してなかったのかな?) そのあと急伸。
そのころは、カノープスとかCirrus Logic 、ATI RAGE(あっ、今のAMDか)あたりが強かったような。
某新聞が、謎の半導体メーカーNVIDIAと書いて炎上したけど、当時の空気感を知っていれば、そのころのイメージが強い記者が書いたなら、まあ、そうなるよね。
と結構同情的。
カノープスは2005年まで純日本企業だったんですよね。
NVIDIAじゃないですよ。半導体だけじゃなく、GPUも日本企業が世界一だったんですよ。
そのあと海外の企業が目を付けて買収し。。。
みんな当時は知らん顔。金の卵だったのにGPUに見向きもしなかったですね。
いやー、日本はなんて先見性なくて、現状分析に基づいたマーケティング力が弱い企業ばかり、、、と思います。
品質は売っていたから、カノープス良かったというのはわかってますけどね。
半導体業界は、シリコンサイクルという3,4年おきの景気の波は必ずあるから、短期的な不景気を見て売っちゃったんでしょうね。
もったいない、、、でも覆水盆に返らず。
もう日本にいた半導体エンジニアは先見性ない日本全体に愛想つかして、ほとんどの人材海外(外資系)に逃げたから、今から、純日本GPU企業は出ないでしょうね。
忖度なしでいえば、半導体も、IT企業も、メーカーも日本の技術力は世界指折りで高く、品質のいいものばかり。
でも、、、世界的には売れないものばかり(例外あり)
いいものを作れば売れるわけではないんですよね。
、、、、長期的利益を考えなかったり、人材軽視、マーケティングが弱いなどで、どんどん弱体化してきた気がするんですよね。
とここまで、読むと、マーケティングに強い企業や、コンサルと組めばいいものができると考える人もいそうですが、技術系製品のマーケティングは技術がわかっていないとうまくできず、ズレたマーケティングばかり。
有名IT企業系列のマーケティング企業も、実はそれほど技術わかってないところばかり。(ソニーは除く)
今後どうなっていくのか…
すごい戦略は大変だけど、NVIDIA一強は、価格競争も起きず、高止まりするので、どこかしら対抗企業が出てほしいものですが。。
可能性があるとすればこれかな。。。期待。
今でこそ、AMDはCPU内蔵ビデオチップメインなので地味かもしれないですが、
単体GPUメーカーATIを吸収しているので、ノウハウはあると思っています。
ファブレスでファウンドリに生産委託している半導体メーカーの多い中、垂直統合で設計~生産までできるのは強み。AMDには最先端の半導体微細化技術もありますし。
ja.wikipedia.org
世の中は風見鶏の人ばかりで、脚光を浴び始めてから、みんなでチヤホヤ
先見性持って、長期的に先をみすえて、あらかじめ目を付ける人が日本には少なすぎると思うんですよねぇ。。。。。
なんだかなぁ・・・
どれだけ優秀なエンジニア集めても、適切なマーケティングが弱いと知名度高まらなかったり、うまくいかないだろうな、と思ったり。
技術開発ー理系
マーケティングー文系
と、綺麗に二分割 縦割りにするから、うまくいかないんだろうなと思ったり。
まぁ、ここまで言うと日本の教育制度は、、、って話が広がりすぎるからここでは言及しないですけどね。